院内CRC

病院に直接雇用される治験コーディネーターを「院内CRC」と言う。

最近は診療報酬の削減が続き慢性的な赤字に苦しんでいる病院も多く、看護師の給与や採用コストが増加するなかで各病院とも必死に経費削減に取り組んでいる。 治験は診療報酬の対象ではなく、プロジェクト数は新薬の開発状況に応じて変動するため、大学病院や一部の有名病院を除いた多くの病院は専任の治験コーディネーターである院内CRCを雇用する余裕がないのが現状だ。

通常は病院内で看護師、臨床検査技師、薬剤師として勤務しており、治験のプロジェクトがある時のみ治験コーディネーター(CRC)のサポートを兼任する場合もあるようだ。 国の政策として治験が活性化するように提唱されているが、大学病院や一部の有名病院以外は緊急性・費用面・看護師、薬剤師の不足から積極的に治験に取り組んでいる病院やクリニックは少ないのだ。

院内CRCの多くは非常勤雇用で正社員であることは非常に少ない。なぜなら、治験のプロジェクト数は新薬の開発状況により変動するため、同じ病院で常に治験が行われるという保障がなく正社員での雇用が難しいからだ。他にも治験業務は病院のメイン業務でないため、正社員で雇用しないことを就業規則で定めていることもある。

院内CRCの給与は決して高くはなく、育休などの福利厚生も整っていないことが多い。これは、夜勤がない院内CRCの給与を高くしてしまうと病棟で勤務する看護師や薬剤師、臨床検査技師から不平不満が発生するため、意図的に低くしていることも多い。


20~30代の看護師や薬剤師、臨床検査技師は院内CRCとして採用されたにも関わらず、配属は一般病棟だったなどの笑えない話も実際にあるようだ。

院内CRCになるには、治験部門がある病院で働いているときに治験コーディネーターになりたいと移動願いを出すか院内CRCの募集を探して応募するしかないが、各病院の病棟は人手が不足しているため治験コーディネーター(CRC)への移動願いが受理される可能性は極めて少なく、院内CRCの募集も目にすることは少ない。

実際には20~30代はSMOで多くの治験業務の経験を積み、子育てが落ち着いた40代以降にパートとして院内CRCに転職するパターンが一番多いようだ。

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治験コーディネーターか病院か…悩んでいます。アドバイス、経験談聞かせてください。

治験コーディネーターか病院か…悩んでいます。アドバイス、経験談聞かせてください。病院CRCですが、なかなか難しいです。院内スタッフからCRC兼務となれば優遇があると思いますが、院内CRCとして募集しているのはほとんどが契約期間採用です。長期間勤務できるかどうかの保証はありません。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1326967348 - Yahoo!知恵袋

CRCとして働くには | 日本SMO協会

CRCとして仕事をする場合、SMOに所属するCRCとして医療機関へ派遣される形と、医療機関に看護師や臨床検査技師、薬剤師として所属し、CRC業務を行う「院内CRC」の2パターンがあります。また更なるCRCのレベルアップと専門性を高めるため、当協会が行っている「JASMO公認CRC試験」をはじめとして、いくつかの団体で、CRCの認定や公認試験が行われています。
http://jasmo.org/recruit/working/index.html - 日本SMO協会
院内CRC

治験とは
新しい薬を開発し、医薬品として販売するためには、事前に承認、認可してもらうことが義務づけられています。そのために、厚生労働省承認前の薬剤を患者や健康な人に投与して、有効性や安全性を確かめることが必要になります。この、「新薬開発」の為の「治療を兼ねた試験」のことを「治験」といいます

治験コーディネーター(CRC)とは
厚生省令GCP第2条において、「治験実施医療機関において、治験責任医師または治験分担医師の下で治験に係る業務に協力する薬剤師、看護師、臨床検査技師、その他の医療関係者をいう」と規定されています。 CRCは看護師、薬剤師、臨床検査技師、その他の医療関係者があたる事が多く、院長の承認を受け、治験依頼者(モニター)や医療機関内のスタッフ、治験責任医師、治験分担医師、治験薬管理者、検査部門担当者、医事課、病歴室スタッフ他ならびに、被験者との間を調整(コーディネート)する役割を担っています。

臨床開発モニター(CRA)とは
厚生省令GCP第2条において、「治験が適正に行われることを確保するため、治験の進捗がこの省令及び治験の計画書に従って行われているかどうかについて、治験の依頼をした者が実施医療機関に対して行う調査をいう」と規定されています。CRAは薬剤師、MR、看護師、臨床検査技師、その他の医療関係者があたることが多く、治験に関する治験契約、モニタリング業務、症例報告書チェック・回収、治験終了の諸手続きなどを行います。このモニタリング業務は新GCPの二大目的が達成されているかどうかを確認する、最も重要なものになります。

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